ひとこと絵日記

30代 仕事とゆっくり好きなもの

良いこと悪いこと

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スマホで文字の編集ページ発見

ひとつアップデートしました。

次の目標は目次を作ったり

おすすめページを貼ってみたりすることです。

 

よしよし。

 

さて本日は(も)デイサービスについてです。

 

文字色のバリエーションが少ない。

HTMLなる技術が必要です。

あとにします。

 

 

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今日は会社でとてももやもやして

しばらく思考停止しています。

 

私はかなりの負荷やストレスがかかると

しばらく反動で動けなくなります。

 

かといって誰かに吐いたりするのも

それはそれで辛くなってしまうのでぎりぎりまで抑えてしまいます。

 

 

自分のタンクの容量と処理能力を見誤ってしまい急に動けなくなるポンコツです。

 

 

 

深呼吸して

今日良かった事を思い出し文字にしながら頭を整理しています。ブログの良いところ発見です。

 

 

まずは良かった事を書いて

気分を上げていきます

 

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前置きになりますが

私はデイサービスで高齢者の方へ機能訓練

リハビリの目的でマッサージをしています。

 

厳密に言うと、医療行為の"マッサージ"は

本来医療保険の適用範囲ため

介護保険を使用しての施術は禁止です。

 

ここで言うマッサージは

固まった関節を柔らかくして歩行を改善したり、麻痺や病気で拘縮したり動かしにくいところをほぐしたり痛みを和らげることで

 

QOL:生活の質を上げる機能訓練の一貫として行なっている手技になります。

 

こんなのは難しくてややこしいので

マッサージ、と表現します☺︎

 

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私が勤めるデイサービスでは

現在約150人の方が通われていて

とにかく名前と顔と病気、送迎の道順を覚えるのに一苦労でした。

 

 

マッサージは特に身体を預けてもらうため

信頼関係がとても大切になります。

いくら過去に経験や実績があろうと

初めましての利用者様には

そんなの知ったこっちゃあない事。

 

「あんた私の身体のこと

  なんか分かっとらんやろ」

 

となるわけです。

言われたことはないですが。

 

 

 

利用者様の中でも

  • 気さくで元気な方もいれば
  • こだわりの強い方
  • (誰でもそうですが)マッサージはベテラン以外の人は嫌な方
  • 強押しがいい方
  • 病気で痛みが強く触るのが難しい方

              etc....

 

とにかくミッションの連続です。

 

 

入社当初は

「今日は新人さんか、、。」と

おそらく内心がっかりさせてしまっていましたし、露骨に顔に出す方もいます。

 

なかなか、刺さります。

 

悔しい、というよりも

痛い、辛い身体を引っ張ってせっかく時間とお金をかけてきて下さったのに、残念な気持ちにさせてしまうのはとにかく申し訳なくて。

 

先輩の施術を穴が開くほど見させていただき練習にもたくさん付き合ってもらい、ようやく来月で入社一年になる私ですが

 

少しずつ嬉しい言葉をいただけるようになりました☺︎

 

今日は特に、師匠(勝手に影で呼んでいます)が有給で不在な中だったのですが

 

「気持ちよくて寝ちゃった」

 

「他の人には言えなくて我慢するけど、あなたなら、ここが辛いって言えるし聞いてもらえるから一番嬉しい」

 

「おたくで良かった」

 

「今日はあなただと思って楽しみにしてきた」

 

私にとってミッションレベルの高い利用者様

つまり先ほど例に挙げたような方々からです。

 

しかも今日

新人への嫌悪感が特別強いNさんからは

 

Nさん「あんた子供いないの?」

私  「まだ独身なんです」

Nさん「なんだやっ」

 

と、笑ってどつかれて

ツッコミを入れられました。

会話の内容はさておき

 

初めてのボディタッチ、、、。

 

(喜ぶポイントがちょっと変。ちなみにおばあちゃんです)

 

 

本当に、おかげさまです。

 

柔道整復師の仕事は過去に一度挫折し

身体に触ることのプレッシャーやトラウマも強く、始めて担当したマッサージの時は手がガタガタ震えて先輩に笑われたところからのスタートでした。

 

まだまだ課題は山積みですが、自分としては、頑張れた一年だったかなと思います。

 

本音は...,

若くて活力のある現役の方たちとたくさん触れ合える仕事がすごく羨ましくなったり、自分は時代に乗り遅れてると強く感じることがあります。

 

でも、

高齢者の方が笑顔で過ごせる場所は心地がいいです。

 

まだまだ慢心せず

明日も頑張りたいと思います☺︎

 

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私が利用者さんと関わる中で

  • 身体以外のことも知る事
  • 何を訴えたいのかしっかり聞く事

は特に大事にしています。

 

新しい方の利用が始まる際に

あらかじめ事業所に送られてくる書類には

その方の病気のことや介護情報がまとめられています。

 

もちろんそういう情報は最初に確認しますが

  • その方の生い立ち
  • これまでどんな仕事を頑張ってたか
  • 何が好きで、何が生きがいなのか。

その方の背景を知ることも同じくらい重きを置いています。

(書類にも簡単に記載されています。)

 

最初から根掘り葉掘りは聞けないし

人によっては話したくない内容でもある難しい部分なのでとにかく慎重に、ですが、利用者さまの方から自然にお話してもらえるのを待ちながらゆっくりやりとりを重ねていきます。

 

例えば

 

「腰が痛い」

 

と来る方がいたとして

 

その痛みを和らげるのが

目標になるわけですが

 

 

1)なんで腰が痛いのか

草取りしたから

草取りは控えて無理しないでね。

 

 

2)なんで腰が痛いのか

ここの筋肉が硬いからですね

硬いところをマッサージする

 

 

 

どちらも正解だと思うのですが

この方にとってお庭の手入れが楽しみだったとしたら、やっぱり草取りしたいわけです。

 

何でそこの筋肉が硬くなったのか

実は編み物が好きで日中ずっと座ることが多く、それが何よりの楽しみで生きがいだったりするわけです。

 

何十年も仕事で身体を酷使してきた結果の痛みだった場合、その仕事について伺うと生き生きお話ししてくれる方も少なくありません。

 

 

"草取りすると娘にしかられる"

 

"編み物してると夢中になれるから

将来の不安も嫌なことも考えないで

いられる"

 

多少無理をしてでも

好きな事を続けたかったり、続けたい理由があったり、どれだけ頑張ったかを聴いて欲しかったりするのが本音で

 

正す防ぐ治すだけが正解じゃなく

続ける工夫や、その人自身が取り組める腰が硬くならない習慣を一緒に考えて提案したり、そのことについて一緒に共有して楽しくお話しするのも一つの支援かと感じます☺︎

 

 

以前勤めていた、認知症特化の機能訓練一日型デイサービスでの経験がとても生きています。

マッサージの技術と併せて、利用者さんの話を聴ける力も、磨いていきたいと思います。

 

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最後に

 

 

脳梗塞とパーキンソンを患っている

Mさんのお話

 

長年車の整備の仕事をしていて

いたるところに怪我の跡や変形があります。

 

どれだけ痛い辛い思いをしてきたのかなと

マッサージするたびに想像しますが

 

「社員旅行、ホルモンで飲み会、楽しかったなあ。」

 

「出向の人員に選ばれてね、、」

 

と、働いてた時の事を色々お話しして下さいました。

 

「良いこと悪いことどっちもあった。悪いことの方が多かったけど、あの頃は良かったな」

 

 

 

いつも、がんばれ、と

応援してくれる優しいおじいちゃん。

 

 

 

 

ブログを書き出した時は、嫌だったこともこの場を借りて吐き出したい気持ちでしたが、利用者さんを思い出すうちに、まあいっか。と、気づけば前向きに。

 

 

 

丁寧に、少しずつ

続けていたらきっと良いことがある。

 

 

かな。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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